Jeu de Fils (ジュ・ド・フィル)は、いつまでも変わらぬ美しさ、愛らしさをもつ刺繍や手芸材料  
クロスステッチキットをお届けするweb shopです  

 


 
idee

idee
galerie
les astuces
commande
contact
 
presse
dictionnaire
atelier
 
arccueil
 

さまざまな手仕事を紹介していくIDEÉのページ


アウトラインステッチの魅力
ーはじめて刺しゅうをする方にもー


4月にはいり、窓辺の陽射しが一段と明るさを増してきました。明るい方を向いて、針を持つ静かな時間。転写の線を針と糸で追っていきます。様々なことに思いを馳せて心配したり心を痛めたりしてはいるのですが、指先の単調な動きの、規則正しい繰り返しは不思議と気持ちを落ち着いたものにしてくれます。

刺し子だったり、キルトだったり、はたまたぞうきんの上の運針かもしれません。
私の場合は、アウトラインステッチです。

シンプルな線が描き出す、糸ならではの絵。
ひと針進んで、半分戻る、がアウトラインステッチの基本の形です。
とても簡単なステッチですが、その繰り返しでできあがる縄目の面白さ。
私はことのほかアウトラインステッチが好きなようです。

黒い糸でステッチした布は、毎日の犬の散歩用の袋や、寒い日の膝を温めるキルトになりました。

どちらも洗濯を繰り返したせいで多少くったりしてきましたが、キルトは肌に柔らかくあたり節電の日々を助けてくれます。寒い夜には毛布の上にも。< 刺しゅう図案帖に掲載>
簡素な線は、インテリアの中で浮くことなくユーモラスな味を加えてくれています。

心温まる赤い刺しゅうは 身の回りや鞄の中の小物になることが多いようです。(image)
最近は、刺しゅう用に編集された図案集を見つけたことにより、ケイト・グリーナウェイの図案に再び夢中です。幼いころにお菓子のポイントカードを集めて大好きなケイトの絵本と交換したことを思い出しながら針をすすめています。

レッドワークキルトと呼ばれる、赤いアウトラインステッチのモチーフをつらねたキルトがその昔米国で数多くつくられました。もちろん、今でも多くの人に愛され続けているキルトのスタイルです。アンティークのレッドワークキルトをじっくり眺めていくと子供の喜びそうな動物や植物、静物のモチーフの間に、ケイトの絵の子供たちを見つけることがあります。

イギリスで大流行したケイトの絵本やはがきが、アメリカでももてはやされたことが大きな原因でした。ケイトの描く優雅で愛らしい子供の図は、いつの時代でも人々の心をとらえるのだと思います。Jeu de filsでは白いフレームとあわせてペルメールに仕立ててみます。

赤だけでなく、2色使いで楽しむことも。
色のバランスを考えながら刺し進めていくのもまた楽しみです。

色のある生地には 白い糸で。
生地の色ごとに表情がかわります。

モチーフの魅力、糸の力、刺しゅうする理由はいろいろですが、
布地の上に図案を描いてさえおけば、ほんのわずかな時間にも針を持つことができるのが
アウトラインステッチのいちばんの魅力かもしれません。ちくちくと手を動かすひとときをぜひどうぞ。

アウトラインステッチのコツはこちらをどうぞ。
雑誌:>ステッチidees vol12 page 96-97

ワークショップ / 講座にて:
>アートブックショップ 渋谷西武店
>NHK文化センター 横浜ランドマーク教室

キッチンの小物にステッチ。

(高橋亜紀 / 2011年4月)






このページのトップへ

 


このHPに掲載されている画像の著作権は メーカーもしくはデザイナーにありますので、
画像の、複写及び転載を一切禁止いたします。