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フランスのクリスマス ::
フランスでノエルの街、といえば アルザス地方のストラスブール。

11月最後の週末から 12月いっぱい開催されるマルシェ ド ノエル(=クリスマス市)ではホットワインのカップで暖をとりながら、クリスマスのオーナメントや食べ物の屋台を廻る人々で賑わいます。クリスマスの雰囲気を アルザス地方の特産品と合わせてJeu
de Filsをご覧のみなさまにお届けします。
まずは アルザス地方の特産品を、素敵なアレンジで提案し大人気のお店、"Ars et
Collections d'Alsace"。土産物屋というよりは とても素敵な雑貨店という雰囲気です。


フランスでの雑貨への人気は衰える事のない昨今ですが、このお店が ほかと大きく異なるとところは、ショップカタログの 最初にも記されているように「お店で扱う商品はすべて、made
in France フランス製、さらにできることなら フランス東部、そして一番は、made
in Alsace アルザスで作られたものを」という お店の方針です。オーナーのこだわりに満ちた店内をお楽しみください。


クロスステッチが盛んなフランスで、名デザインと思われる作品(キット)がいくつもありますが、ここにくると いつもはっとさせられる 赤糸と麻布のシンプルなクロスステッチです。その昔 アルザス地方では 茜が自生していたことから 赤糸の染めがこの地方一帯で発達しました。 染色職人の工房から流れ出る赤い排水でライン川は赤く染まるほどだったといいます。その赤糸を使った クロスステッチは 装飾的意匠であると同時に、麻布をより丈夫にしようという 人々の知恵でもあったのです。


そして アルザスの麻布といえば、ケルシュ。ヴィシーと呼ばれるロワールのギンガムチェックとは又違う、しっかりとした力強いチェックの麻布です。このお店のオーナーは アルザスにおけるケルシュの第一人者と言われ、これだけのコレクションを見ることができるのはこのお店だけです。

昔はこんな風に クロスステッチと合わせて使われていました。




このお店のオーナーは アルザスにおける ケルシュの第一人者と言われ、これだけのコレクションを見ることができるのはこのお店だけです。
この日は イタリアからはるばるやってきた マダムたちご一行が、たくさんのケルシュを買い込む様子が見られました。
ストラスブールにある ミュゼ・アルザシエン(アルザス博物館)では その源流となる古いステッチ、実際に使われていたケルシュの布がいくつも展示されています。残念ながら ここではご紹介できませんが、ストラスブールをご旅行の際は忘れずに ご覧になってください。
そのほか アルザスの特産品には ペイズリーのカシミヤ織りと切子のガラスがあります。もちろんショップでも見ることが出来ます。
その他アルザスの 陶器、特にノエルのお菓子であるクグロフの型は その愛らしい形と絵付けがあいまって キッチンのデコレーション オブジェとしても人気のようです。お店の中もクリスマスを意識した雰囲気ですが もちろん街のあちらこちらでも。クリスマスのお菓子やワインの特設展示場が賑わっています。


そして日が暮れると同時に イルミネーションが輝き始めたのでした。
(reported
by AKI in Paris / 2005年12月)
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